毎日きちんとあたたかいごはんが作れる人間にわたしはなりたい、という話

らっきょの日記

#今日のねこ様(写真集)制作はコツコツ進行しております

おはようございます、らっきょです。
2/3のブログで、作ります!と、宣言したねこ様写真集「#今日のねこ様2022」なのですが、なんとかギリギリ進んできております。

らっきょが本を作るにあたってのざっくりした工程は、
1.写真をピックアップする(365枚+α)
2.写真をトリミングしたり、サイズ調整したり、修正したりする
3.本のサイズを決め、レイアウトソフトでフレームを作る
4.フレームに写真を配置したり文字を書き入れたりして本ぽくする
5.本文ができたら表紙とか奥付とかを作る
6.微調整して完成

こんな感じです。
今、4~5の間を行ったり来たりしている感じの進捗具合でしょうか。
完全我流なので、お仕事でやってらっしゃる方からしてみれば、変なやり方やってるな感もあるのかもしれませんが、一応これでもkindle出版はできるので、まあ良しとしましょう。
しかし工程を書き出してみると、大した作業じゃなさそうに見えるんですけどね~。

字面マジック。

モノづくりって楽しいから時間が秒で過ぎるんです

らっきょは基本的に、図画工作が好きな子供でした。
音楽はあんまり得意じゃない。
家庭科は裁縫の時間は好きだったけど、調理実習はあんまり好きじゃなかったかな~…。

今日、調理実習か~…。
やだな~。
という記憶が強いのです。
なんででしょ??

牛乳がキライだからかもしれないですね。
わたしの薄い記憶の中の調理実習は、ミルク系のメニューが多くて、せっかく作っても食べられないどころか、調理中のあったかい牛乳の匂いが気持ち悪くて、その場にいることすらツラかった感覚が強いのです。

グラタンとか。生クリームたっぷりのロールケーキとか、牛乳かんてんとか。
調理実習=牛乳=嫌
という刷り込みがあるのかもしれません。

なので、調理実習以外の手作業とかデザイン考える的な作業はキライじゃないのです。
今やっている、本作りも大好物。
うっかりハマってしまうと、あっという間に時が過ぎます。
ねこたちが腹減った、メシを出せと、言いに来てくれてはじめて外が暗くなっていることに気づくという、体たらく。

わあ!ヤバい!!となってから、急いでねこ様と人間用のごはんの準備を始めるのですが、ねこ様はともかく、人間のごはんの準備が嫌で嫌でおっくうでおっくうで…
調理実習がトラウマになっているのではなかろうか。

もう、カップ麺でいいじゃん。
と、週に5回は思いますし、週に3回は口に出して言いますが、実際に晩ごはんにカップ麺を食べたいかと問われれば、できれば炊き立てホカホカあったかいごはんが食べたい。

ご飯作りが嫌ならっきょ、頼みの綱は「脳内ブーム様」

ですから、しぶしぶもしぶしぶ
渋柿もビックリの渋さで晩ごはんの支度を始めるわけなんですが、よく考えたら、渋柿を実際にかじったことがないのでどのくらいの渋さなのかが定かではありません。きっとものすごく渋いのだろう、という妄想力をいかんなく発揮して今この文章を書いています。

人生ゆかいに楽しく生きるには、体が資本。
長生きしたとて、健康でなければ生き地獄だと常日頃から思っているらっきょ氏。
食事の重要性については、「医者が教える健康大全」的な、意識高い系のいけ好かない本を軽く30冊は読破するほどには感じているのです。
しかし、「知っている」と「やっている」の間には、マリアナ海溝くらいの深い溝がございますのであります

らっきょ脳内では、定期的に健康ブームが湧きあがります。
前述したような御本を読んだ後なんかは特に、です。
その脳内ブーム様が到来されますと、ウチの食卓には顕著な変化が表れます。

大豆ミートが並んだり、野菜たっぷりのおかずが増えたり、一汁三菜どころか二汁五菜くらいになったり、雑穀ごはんが炊かれたり、ビールが糖質オフになったり…etc

その後しばらくして、御本の記憶も薄れ、脳内ブーム様が外出されますと、ウチの食卓は一気に貧相になります。

米・チンするだけの冷凍おかず・酒、以上!


この脳内ブーム様の往来には周期がありまして、山谷山谷が交互にきます。

どうしたら山が来るかというと、こりゃもう単純明快、健康の御本を読んだらきます。
山のときは張り切って買い物して、ウキウキで献立を考えて、いそいそと晩ごはんの支度をするのですが、谷のときはもう、なべもやかんもおさみも見たくない心境になるのです。

しかし、谷のときは脳内ブーム様がお出かけして家にいないとはいえ、らっきょの頭の中から完全に脳内ブーム様の記憶が消え去るわけではないので、罪悪感があるのです。脳内ブーム様の教えを無下にしていることに対する罪悪感です。

I LOVE♡ 脳内ブーム様(メンヘラ彼女)

脳内ブーム様の教えは、確かに崇高です。
崇高なのですけど、崇高過ぎて、意思弱ならっきょは監視しておいていただかないと実行し切れないのです。

脳内ブーム様、そんなに簡単に外出しないでいただきたい。
脳内ブーム様、一生ウチで暮らしていただきたい。

目をそらさないで、脳内ブーム様…!
ちゃんといつでもわたしを見ていて…!!
脳内ブーム様、わたしから離れないで!!
いやいや!どこにもいかないで!!
あなたがいないと、ウチのごはんがどんどん貧相になっちゃう!!!!(メンヘラ)

しかし、脳内ブーム様はブームであるからして脳内ブーム様というお名前なわけです。
ブームには山谷山谷がつきもの。
山谷山谷がなくて、いつでも一定の水準であらせられたら、それはもう脳内ブーム様ではない

では、何様であらせられるのか…??

脳内ブーム様に頼りたくないらっきょ、これからどうしたらいいのか…?

やるときはバカみたいにやるけど、やらないときもバカみたいにやらない。
脳内ブーム様のドーピング効果は、最高だけど、最悪なわけです。

できることなら、脳内ブーム様に頼りたくはない。
しかし、いつでも一定の水準、いつも通りをキープするというのは一体、どういうことなのだろうか…??

毎日、家族の健康を考え、冷蔵庫の中身に思いをはせながらスーパーで足りない食材を買いそろえ、栄養バランスに配慮をした献立をつくり、みんなの帰宅時間を考慮に入れて支度をすすめ、一家が揃う食卓にあたたかい出来たてのごはんを出す。

ブームに頼らず、こんな神のような一定の水準をキープし続けるには…

ん??
こ、これは…

お、お母さん…?
お母さんではあるまいか??

い、いえ、お母様???

山谷山谷のムラが大きい脳内ブーム様なぞ、足元にも及ばない存在、それがお母様…!!
わたしはもう脳内ブーム様なんかに頼っている場合ではない。
ウチのお母様は亡くなってしまったので、どこかのステキなお母様から爪の垢をいただいて、煎じて飲むしかない。

垢を分けていただけるお母様、絶賛募集いたします。
なにとぞ、なにとぞよろしくお願い申し上げます…!!

(お母さんに対してクソババアとか簡単に言っちゃう思春期たちに鉄拳制裁を食らわしたい、と思いながらおしまい)